2005年05月17日
バタフライ・エフェクト
V社のリク面が終わった後、映画を観にワーナーマイカル板橋にやってきました。できたら六本木や川崎のTOHOシネマズで観たい所なんですが、今日観たかった「バタフライ・エフェクト」は上映館が限られているので仕方ありません。六本木で上映するのに相応しい大人のための映画だと思うんですけどね〜(PG-12指定です)。
さて、映画の感想ですがとにかく良かったです。今年観た中で、といってもまだ半年も経ってませんが、文句なく一番の出来でした。事前に詳しい情報を仕入れず観たのも正解でした。「バタフライ・エフェクト」、カオス理論のバタフライ効果(北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起きるって喩えが有名ですね)をタイトルにしたのもいいセンスだな〜と思います。カオスの持つ初期状態への敏感な依存性という特徴と、過去の一点を変えた事が現在に及ぼす多大な影響というのは確かに似ているなと首肯できるものがありますから。まぁ、過去を変えた事による結果がどれもああいった結末になってしまうことを考えると、バックノズルとかジェイルオルタナティブといった言葉の方を思い浮かべてしまいましたけど(どちらも完全に成立しているわけではありませんが)。と、ここまで書いた文章を振り返ってみると、映画を観ていない人(と戯言シリーズを未読の人)には意味不明なものになっていますね。とにかくお勧めの映画であることは確かです。映画館で観るのは上映期間や上映館の都合上難しいかもしれませんが、興味を持った方はDVDが出た際に観てみてください。私はもちろん買うつもりです。ディレクターズカットされた元々のエンディングも気になりますし。
投稿者 sai : 2005年05月17日 01:17